大手家電量販チェーンの「ビックカメラ」が傘下の「ソフマップ」と共に、2020年4月22日から、共通ポイントサービスの「Ponta」を導入しました。
それぞれの加算率は、以下の通り。
対象店舗は、それぞれ以下の通り。
「ビックカメラ」グループでは、2017年から「コジマ」が「Ponta」を導入済みですが、これでグループ主要3企業で「Ponta」が貯められるコトになります。
また利用も1ポイント=1円相当として利用可能になります（ビックポイントが加算・利用出来ない商品を除く）。
「ビックカメラ」と言えば、もちろん名前通り、カメラを始め家電を安く買えるお店ですが、実は日用品やお酒なんかの取り扱いがある店舗もあるので、こうしたお店だと、かなりポイント還元率が他に比べて高いと言うコトになりますね。
JALマイルに繋ぐと、何がお得？
注意点としては、あくまでもこの加算率は、“現金払いで10%ポイントサービス商品の場合”と言う点でしょうか。
ビックカメラはそもそも支払方法・商品・店舗によりポイント率が異なるのが特徴で、一番、加算率が高いのは、現金払い（もしくはビックカメラグループのクレジットカード払い）。
Suica/PASMOと言った主要交通系ICカードとWAON/nanaco/Edyも10%還元。
8%なのが、その他のクレジットカード・iD/QUIC Pay/PayPay/LINE Pay/楽天Pay/d払い/au PAYなど。
なので、恐らくはSuicaなど交通系ICカードとWAONなどで10%還元商品を購入すれば、Pontaも5％還元になるんだとは思われますが、加算率が8%の決済方法だと、Pontaも目減りする様です。
また「ビックポイント」などとの重複加算も、もちろん、不可です。
「ビックポイント」ならば10%還元でも、「Ponta」にすると5%還元になるので、やっぱりお得感は薄れますね。
そもそも「ビックポイント」は、JALマイルへの交換も出来るポイントサービスですが、マイルへの道と言う意味で見てみると、こんな感じ。
「BICCAMERA JMB WAONカード」「JAL & Bicジョイントサービス登録済みJMB WAONカード」を保有しているコトが条件にはなりますが、4,000ポイントを1,000マイルに交換が出来ます。
つまりは10%還元の場合、40,000円の商品を買えば、4,000ビックポイントで、1,000マイルになる計算。
上記のWAONカードがない場合は、3%還元でマイルに移行出来るので、40,000円の商品の購入で、1,200マイル。
これがPontaの場合、40,000円の商品を買うと、2,000Pontaポイントで、1,000マイル。
WAONでの支払いの場合ならば、WAONチャージをJALカードで行なう+WAON使用でさらにマイルに繋がる訳で、JALマイルに繋がるPontaと言えども、ビックカメラでPontaを貯める意味はないのかも。
ただし、ビックカメラアウトレット店ではJALマイルは加算出来ないので、アウトレット店ではPontaと言うコトになるのかも。
WAONへのチャージは50,000円が上限と言うのも、注意点ですけれどね。
