JAL、マイルとFLY ONポイントで特別対応実施！

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ANAが先日、感染が世界的に拡大しているコロナウイルスに対して、マイレージ会員向けの特別対応を発表しましたが、JALもそれに続き、マイル・eJALポイント・FLY ONポイントについての特別対応を発表しました。

似ている対応になりますが、ややANAと異なる所もあるので、JALでマイルを貯めている人や有効期限が近い人は、必見です。

まず有効期限を迎えるマイルならびにeJALポイントですが、2020年2月～7月末までのモノについては、有効期限が1年間のeJALポイントにて有効期限を延長するコトが発表になりました。

具体的な詳細は、以下の通りです。

対象：事前登録をしたJALマイレージバンク会員
事前登録期間：2020年3月26日～7月31日（日本時間）
内容：
・有効期限を迎えるマイル→1マイル=1.5eJALポイントの換算率で、eJALポイントを積算
・有効期限を迎えるeJALポイント→同数のeJALポイントを積算

大きくANAと異なるのは、JALの場合、有効期限を迎えるマイルは、eJALポイントにて積算し、実質的な有効期限の延長を図ると言う点です。

eJALポイントは、JALのオンライン上で利用が出来るポイントですが、国内・国際線の航空券などが購入出来ます。

特別対応で積算されるeJALポイントは、

・事前登録をした月までに有効期限を迎える→事前登録月の翌月下旬に積算
・事前登録後に有効期限を迎える→有効期限の翌月下旬に積算

形式上は、1度、マイルやeJALポイントは消滅をして、再付与と言う形が取られるコトになります。

あと事前登録が必要と言うのは、要注意です。

さらにFLY ONポイントも特別倍率対応です。

2月1日以降、既に搭乗分については、過去にさかのぼって2倍のFLY ONポイントが、4月末までに一括で積算されるとのコトです。

マイルの有効期限延長は、有り得そうだなぁ…なんて思っていたのですが、FLY ONポイントの特別倍率付与まで、ANAと同じ形を打ち出して来ましたね。

これで今年、上級会員を目指すと言う人は、かなり大きな援護と言うコトになります。

JALとしてもANAとしても、上級会員を目指すと言う人は、コロナウイルスが吹き荒れる中でも、利用度が高いと踏んだのでしょう。

長い目で見れば、上級会員が飽和する形に繋がりますが、それでも背に腹は代えられないと言うコトなのかも知れません。

ただJALの場合、マイルの有効期限は、eJALポイントでの積算と言うコトになりました。

これであれば、やや特典航空券の空き枠と言う意味では、確保しやすい形が残るのかなぁ…と、一抹の期待を抱いてしまいますけれどもね。

因みに、ANAの方の特別対応は、コチラ。

ただ…
それにしても、今回のコロナウイルスによる航空業界への影響の大きさは、気になる所です。

JALは内部留保が比較的、しっかりと確保されている様には思いますが、それでもここまで減便や運休が広がると、決して潤沢とまでは言い切れないでしょうし、その他の航空会社においては、死活問題となりつつありますね。

エミレーツやエティハドですら、全便運航停止に陥っているぐらいですから。

早く通常の空の旅が出来る日々に戻れば良いのですけれど…

日々、カツカツ。