「モスバーガー」・「モスカフェ」を運営している「モスフードサービス」が、NTTドコモが主体になっている共通ポイントサービスの「dポイント」を、2020年3月24日よりスタートさせるコトを発表しました。
今回、「dポイント」が導入されるのは、「モスバーガー」や「モスカフェ」の合計1,269店舗。
還元率は、100円(税込)につき1ポイントの1%。
貯めるだけでなく、ポイントの利用も可能。
「dポイント」の導入を記念して、2020年3月24~31日まで、最大30倍の「dポイント」が貰える「dポイント はじまりモス」キャンペーンを実施するコトも発表になりました。
期間中にエントリーをして、「モスバーガー」・「モスカフェ」の対象店舗での支払いの際に、dポイントカード(dポイントカード・モバイルdポイントカード・dカード・dカードGOLD・dカードプリペイド)を提示すると、通常100円(税込)につき1ポイントの所、29ポイントの期間・用途限定のdポイントがキャンペーンポイントとして付与されると言うシロモノ。
期間中のキャンペーン上限ポイント数は、2,500ポイントまで。
“30倍”と言うのは、結構大きいデスね。
たださすがにそこまでモスバーガーで金額を使う機会もナイかとは思いますが。
因みに、キャンペーンで得た「dポイント」は2020年5月末に加算される予定。
ファーストフード2強が「dポイント」!
「モスバーガー」は既に「iD」決済が可能なので、決済を「iD」にすれば、その分のポイントも付与されるので、よりお得感が増しますが、「d払い」は未導入です。
「dポイント」でファーストフードと言えば、やっぱり“マクドナルド”と言う感じが強いですが、これでファーストフード2強が「dポイント」を導入するコトになります。
共通ポイントの分野では、なかなか1・2位を占める企業が同じ共通ポイントを導入するコトはナイような気がするので、これは珍しい気がしますね。
競合企業が参加すると、業界内での差別化は出来なくなりますから、これからもそこまで起こり得る話じゃないのかも知れませんが、「dポイント」側からすれば、強い分野が出来たと言う話にもなります。
共通ポイントとしては、ロッテリアが「Tポイント」を、ケンタッキー・フライド・チキンが「Ponta」を既に導入しているので、「モスバーガー」が共通ポイントを導入するとなると、どこか先発企業と被ると言うのは、避けられない話ではありましたが、業界首位の「マクドナルド」が導入している「dポイント」を入れて来る狙いは、どこにあるのだろう…と、思ってしまいますけれどもね。
まぁ、何にせよ、「モスバーガー」で「dポイント」と言うのは、嬉しい話。
「dポイント」はキャンペーンも豊富なので、これからの動きにも注目!と言う所でしょうか。