JALがアエロフロート・ロシア航空との包括的業務提携に合意をしました。
ってか、今年になって、経営上の制限が外れたJALの提携拡大が著しすぎる。
ベトナムLCC最大手であるベトジェットから始まり、インドのLCCであるビスタラ、メキシコ最大手のアエロメヒコ、そして、ANAと提携をしていたハワイアン航空…
これで5社目です、今年。
ホント、拡大基調まっしぐら。
まぁ、利用者としてはありがたいお話なのは、間違いないんですが。
さて、今回発表になった内容を見てみます。
・JALが運航している成田~モスクワ線+日本国内線+日本以遠の国際線
・アエロフロートが運航している成田~モスクワ線+ロシア国内線
以上の路線で2018年度以降に、コードシェアを結ぶとのコトで、コードシェア実施路線や開始時期などの詳細は、今回は、未発表で、詳細が整い次第、発表になるとのコト。
JALとアエロフロートの成田~モスクワ線は共に、1日1往復のデイリー運航だし、ちょうどいい関係になるのか…と思いきや、そう言う感じに思えない自分がいたり。
S7航空との提携はどうなる!?
そもそも、モスクワ側で利用している空港が違う。
JALは、ドモジェドヴォ。
アエロフロートは、シェレメチェヴォ。
そもそもモスクワでの利用空港が違うのです。
しかも、かつてはJALもシェレメチェヴォでしたが、それをキレイなドモジェドヴォに変えたと言う扱い。
空港が違う状態でコードシェアされると、ちょっと不便だし、そもそもロシア国内線で提携されても、空港が違うので、JALでモスクワまで行って、アエロフロートの国内線に乗り継ぐってのが、しにくい。
もちろん、アエロフロートにもドモジェドヴォ発着便はありますけれど…
そして何よりも、JALが今、加盟しているワンワールドメンバーには、同じくロシアのS7航空が加盟している訳です。
もちろん、JALはS7航空が運航しているロシア国内線でのコードシェアも行っている訳で、その棲み分けはどうなるんだろう…と。
ってか、既に国内線での提携がある以上、そこまで提携を結ばなきゃいけない理由は、何処にあるのだろう…と。
まぁ、S7航空の本拠地はモスクワじゃないので、極東方面~モスクワの提携がメインになっていて、そこまでそもそも提携が深化していない感じはありますけれどもね。
でも、アライアンスを越えてまで、そして、利用する空港を変えようとしてまで提携する意味は、これから出て来る詳細に詰まっているんだろうなぁ…
【LINK】
press.jal.co.jp
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