「nanaco」へのクレジットチャージが、セブンカードに限定!
セブン・カードサービスは、7&i系の電子マネーである「nanaco」へのクレジットカードチャージついて、利用可能なカードを2020年3月12日から、セブンカードに限定するコトを発表しました。
具体的に3月12日以降に、新規でチャージ用に登録が可能なクレジットカードは、以下の4種類。
- セブンカード・プラス(一体型・紐付け型)
- セブンカード・プラス(ゴールド)(一体型・紐付け型)
- セブンカード
- セブンカード(ゴールド)
ただし、3月12日までに登録が完了しているクレジットカードに関しては、引き続き、チャージに利用が出来るとのコト。
また、その他のチャージ方法(セブンイレブン店頭レジやセブン銀行ATMなど)については、引き続き、これまで同様に利用が可能とのコト。
登録完了カードはこれからも利用可能だけれど…
自社グループで囲い込みたいんでしょうかね。
それとも別の意図があるのか。
その辺りは分かりませんが、そもそも「nanaco」自体、セブン&iグループ以外での通用度が低い電子マネーな訳ですから、これ以上、囲い込まなくても…と思ったり。
ただ「nanaco」はセブンイレブンで税金の支払いが出来、さらにポイントが加算出来ると言う奇特な電子マネーだった訳で、ちょっと影響は出そうですね。
まぁ、3月11日までに登録が完了していれば、これからも利用は可能だとのコトですが…
いつこの措置が無くなってもおかしくはないのかな…なんて、ちょっと思ってしまったりしますけれど。
ただQRコード決済が広まって、一気に電子マネー・QRコード決済・クレジットカード決済と、現金以外の決済手段が多様化している昨今。
どうして自らからの中に閉じ籠ろうとするんだろう…と言う気にはなりますが。
特にセブン系はグループ内でのQRコード決済サービスを提供していない状態なので、「nanaco」をもっと活用して行かなければならない時だと思うのですけれどね。
そう言う意味では、何だか残念な気はするけれど、やっぱり最近、セブン&iグループが迷走している感じがしなくもないなぁ…とも。
セブンカードの還元率は0.5%!
因みに…ですが、今回の改定で、「nanaco」にチャージが出来るクレジットカードの「セブンカード・プラス」と「セブンカード」。
どちらも「nanaco」へのチャージで貯まるポイントは、0.5%。
ちょっと平凡すぎる感じがしますね。
自社グループで囲い込むのであれば、やっぱり1%は打ち出して欲しい気はします。
どちらも年会費が無料と言うのは魅力的なので、これからも「nanaco」で税金を払うと言う方や、セブンイレブンを良く利用すると言う方ならば、持っておいても損はしないカードではあります。
ただ同じ「nanaco」に現時点でチャージが出来る「リクルートカード」なんかは、1.2%の還元率であるのを考えると、やっぱり魅力は薄いんですよね…
まぁ、税金などを払うのであれば、少しでも還元があるだけマシと思うべきなのかも知れないけれど。