Kyash、利息付与サービス開始を延期!
キャッシュレス決済サービスの「Kyash」。
ウォレットアプリの「Kyash」に入金された電子マネーの残高に対し、年率1%の利息を付与するサービスを、2020年12月8日からスタートさせる予定でしたが、当面、延期となるコトが発表されました。
その理由としては、
「当初、想定していなかった混乱が生じる懸念がある」
としています。
利息は毎日計算され、毎月1日に、現金引き出しができない電子マネーである「Kyashバリュー」の形で付与される予定だった訳ですが、どんな混乱が生じる懸念があったんでしょう。
一応、付与の対象になるのは、毎月1回以上の決済があるユーザー。
銀行口座やセブン銀行AMTチャージ・コンビニチャージ・Pay-easyでのオンラインチャージなどでの入金での残高に利息を付与すると言うモノだったから、間口が広かったのですけれどもね。
なお、この利息付与サービスの展開に合わせ、事前に登録したクレジットカードならびにデビットカードなどから、「Kyash」に任意の金額を手動でチャージできる機能を廃止する予定でしたが、こちらも廃止は延期になり、当面は利用ができる見込み。
理由はなんだ?ただお得なのは今も変わらず
そう言えば、ボク自身はいつの間にか使わなくなっちゃったのですが(多分、ポイント還元率が落ちて以来、使ってない)、まだまだお得感があった「Kyash」。
ポイント還元に加えて、利息付与。
この会社の利益の源泉はどこにあるんだろう…なんて、つい思っちゃいましたけれども、今回の利息付与の休止は、そう言う意味じゃなく、単に不具合があったと言うコト。
ただコメント的には、システム上の問題ではなさそうですよね。
利息付与と言うところが、銀行業との兼ね合いで抵触するのか。
でも、そのレベルならば、リリース発表前に分かりそうな話だから、きっと違うんでしょうね。
なら、何が考えられるんだろう…とも。
ただ利息付与より個人的には、還元率アップの方が、全然、嬉しいですけれどもね。
1%の利息なんて、ホント、雀の涙にしかならない訳ですし。
いや、そもそも「Kyash」の使い方としてチャージして使っている人が多いんでしょうかね?
てっきりクレジットカードから不足分だけを自動で入金と言う形の人がほとんどだと思っていたのですが。
逆に言えば、チャージして使って貰うコトを狙っているだけなのかも知れないけれど。
そうすれば、手元資金にもなりますからね、「Kyash」側は。
何にせよ、ひとまず延期。
また次の動きがあるでしょうし、あくまでも中止じゃないので、いつか利息付与サービスもスタートするコトになるかとは思いますが。