今日の記事は、あまり直接的には“旅”に結び付かないかも知れませんけれど…と言う話題です。
もう長々と低金利時代が続いていて、銀行にお金を預けても、大した利息も付かない状態。
ネット銀行やネット口座の中には、多少、利率が高いのもありますが、それですらたかが知れていると言う感じで、もう絶対に、“ATMで引き出す際の手数料は、払わない!”と思っていたりします。
ネット専業銀行とかには、コンビニなどでの引き出しが結構、優遇されていますが、大手銀行も、一定のレベル以上であれば、時間外でのATM利用や、コンビニでの引き出しが、所定回数、無料になるサービスが、結構あるので、こうしたのは活用しないと損な時代。
みずほ銀行の「みずほマイレージバンク」も、こうした時間外ATMの利用料が無料になったり、コンビニATMが無料で使えたりするサービスなのですが、このたび改定が発表になりました。
具体的にどう変わるのか…と言う所ですが、今までの条件は、こんな感じ。
・みずほマイレージクラブカードの利用(クレジット)
・みずほJCBデビットの利用
・給与受取
・25歳未満の学生
・引き落としがみずほのオリコカードの利用(月3,000円以上)
・J.scoreとの情報共有賛同
・みずほ銀行みずほ証券NISA開設
・資産運用商品に月末残高がある
・住宅ローンなどの借り入れがある
・月末合計残高が30万以上
こう言ったモノで良かった。
それでコンビニATMが月4回、利用出来たし、みずほのATMの手数料もほぼいらず…と、ハードルが低かったのが特徴ですね。
給与受取があれば、問題ない訳ですし、サブとして使っていても、月末残高が30万円あれば良かった訳ですし。
2020年3月1日からのみずほマイレージクラブ
今までクリアしやすかったみずほマイレージクラブ。
それが2020年3月1日(2020年1月31日取引条件判定分)から、一気に変わります。
ステージ制度に切り替わり、一番クリアが容易なBステージだと、
・みずほ/イオン銀行のATM無料(変更なし)
・イーネット月1回まで無料(4回からダウン)
に変わります。
ただ月末合計残高は、30万以上でOKなのは、変更なし(給与受取では不可になるのは、要注意です)。
コンビニATMの内、セブン銀行とローソンATMが対象外になった上に、月1回までに大幅減。
www.mizuhobank.co.jp
まぁ、正直、月4回は多いと思うのですが、月1回と言うのも…と言うのが、正直な所。
ボク個人としては、もう完全に現金からキャッシュレス・クレジット払いに移行してしまっているので、そこまで大きな影響はないかも知れないけれど、それでも月2回は欲しかったなぁ…と。
ただ救いなのは、みずほとイオン銀行は、回数を気にせず使えると言う所でしょうか。
こうした変更を見ると、株価の冴えないみずほ銀行。
業績、宜しくないのかしら…と、つい勘繰ってしまいます。
Bステージだけじゃなく、他行振込手数料が無料になるSステージも、ハードルをがっつり挙げて来ていますからね。
これは厳しくなる人も多いのでは…と思わざるを得なくて、顧客ファーストじゃなく、もうなりふり構っていられない状態なのかな…
株価対策も兼ねて、みずほマイレージバンクに何かしらの特典を入れれば良かったのに…とすら(実際、りそなは株主にポイントと言う形で特典を入れてますしね)。
みずほは第一勧業の流れを汲んでいるので、全国に支店を構える唯一の都銀な訳ですが、メインバンクはやっぱり考えた上で選ばないとなぁ…と言うのが、今回の改定で思う正直な所。
もう“近くにあるから”でメインバンクを選ぶ時代じゃないんですよね。